たくどんの山歩き便り

ガチとまではいかない山歩きを発信します

冠着山(長野県千曲市、標高1252メートル)を登る

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行程の概要

【標高】992メートル→1252メートル(差260メートル)

【時間】1時間40分

【距離】2.6キロメートル(GPS計測)

【天気】晴


 

長野盆地善光寺平)の景色を求め姨捨物語の舞台を登る

濃淡ある新緑の中を歩く

スタートは坊城平いこいの森キャンプ場から。前日、小雨が降り、スタート地点は少しだけぬかるんでいた。登山口前にかえる池が。まだカエルは見当たらない。

平坦な新緑の道を進む。朝の光が芽吹いたばかりの緑を透かし、すがすがしい気分だ。久しぶりに降った雨で、苔もみずみずしさを取り戻していた。

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濃淡ある緑たち

途中、分岐があり地図と看板を頼りに、道迷いを回避。里山や低山の山行でも、なめてはいけない。山は山で、気をつけなければ。

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道迷いには注意
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道端に咲くヤマエンゴサクを見ながらちょうどよい登坂

自分の体力にはちょうどよい上り坂で、足慣らしにいい。道端に咲くヤマエンゴサクが目を楽しませてくれた。

中腹で景色を楽しみ頂上へ

20分ほどで第4展望台(トップ写真)へ到着。

少し雲がかかっていたが、青空もあり、いい眺め。何より春の風が気持ちいい。

第4展望台から15分ほどで、頂上へ向かう登山道にぶつかる。

頂上に向けて歩みだすと、すぐ目につくのが人の形をした木。

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WOOD版太陽の塔?

岡本太郎氏の太陽の塔にも見える。縄文系だ。


 

頂上から善光寺平を見渡す

人の木を過ぎれば、頂上までは後少し。10分も歩けば、頂上の鳥居が見えてくる。

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頂上への門

頂上は広く、ゆっくりと休憩することができる。座りながら、しばし景色を眺めて一休み。

 

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手軽に登れる里山。ナイトハイクの企画があるようだ。頂上から善光寺平の夜景もいつかは見てみたい。

こぼれネタ

下山時、十三体の仏に見立てられた岩が鎮座する場所に立ち寄った。冠着山は以前、修験の場であったそうだ。一体にはニリンソウが健気に咲いていた。

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十三仏の岩たち

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ニリンソウが小さな花を咲かせる